もらひ水

朝顔やつるべ取られてもらひ水(加賀千代女)
朝早く起きて井戸の水を汲みに行くと、釣瓶(つるべ)の縄に朝顔の蔓(つる)が絡みついて
美しい花を咲かせていた。水を汲むために蔓を切ってしまうのは忍びないので近所から水をもらってきて間に合わせたという様子を詠んでいます。

ういろう製