2025年06月01日
第28回全国菓子大博覧会にて「優秀工芸賞」を受賞

北海道 旭川で開催中の第28回全国菓子大博覧会にて、当店が出品した工芸菓子『時を織りなす舞 』が「優秀工芸賞」を受賞いたしました。

菓子大博覧会終了後、こちらの作品は6月19日から来年の3月末まで、香川県庁東館1階に展示される予定です。ぜひお近くでご覧くださいませ。

 

『時を織りなす舞 』は、生命の壮大な移ろいと循環を描いています。

画面いっぱいに咲き誇る満開の桜は、まさに現在の命の輝き。生き生きとした生命の躍動を表現しました。

そして 横たわる流木は、過ぎ去った時間、積み重ねてきた経験の重みを象徴しています。

さらに牡丹は 多様な生命の営み、その中で生まれる新たな美しさを表現するために桜の麓に配しました。

これらの要素が織りなす背景に舞い降りるのは、一羽の孔雀です。孔雀は、美、再生、そして不滅の象徴として描いています。
その舞は、まるで過去から現在、そして未来へと続く時間が途切れることなく繋がり、絡み合いながら、一つの壮大な生命のタペストリーを織り上げているかのように 作品に深みを与えています。

この作品を通して、終わりの中に新しい始まりを見出し、移ろいゆく時の流れの中にこそ、真の美と希望が宿っていることを感じていただけますと幸いです。